5月の暖かい季節。
野山の草花、樹々も芽吹いて多くの光を浴びて光合成を盛んに行い緑の景色を作り、一様式を築いております♪
ホップも、株ごしらえ後盛んに芽吹き、この時期には芽数だけで50本近くになる品種も出てくるほど非常に生命力にあふれた植物です。
根と同様にこの多くの芽をそのままにしておくと栄養の分散や収量の減少、過繁茂による病気のリスクなどメリットがないので野菜の間引きのように選芽といって芽の数を絞っていきます。
芽の数は、ホップの発芽数や品種の特性によって変わるのですが、おおよそ6~8本ほどに絞っていきます。
選芽にもいろいろやり方がありまして、株の根元から引き抜くやりかたや地上部で切ってしまうやり方などそれは栽培者の好みなので個人的にはやりやすい方で良いのかなと思います。
我々の場合は地上部で切ってしまいます。
選芽する前はこのように既に紐に絡まっているものもある、密林状態です。
けっこう気が滅入るときもありますが、やり始めるとホップ選芽ハイ的な何かに囚われながら進めます。
選芽後はこんな感じ。切ってしまったものは通路にほかしておきます。
切った後は、誘引用の紐に丁寧に絡めていきます。誘引については、また後日♪
さらに1株に拡大するとこんな感じ。
なるべく残す、ツルの長さは同じくらいにして、株の中心部に近いものを残すと後々の管理がしやすいのでご参考までに!
誘引してしまえば、こちらのもの!ここからはホップ達が10cm/日のペースで伸びてくれますので、それを眺めているだけでも、1日過ごせてしまいますね(^^)/