当農園は、八ヶ岳南麓の山梨県北杜市に位置し、日射量が日本一であることや冷涼な気候のためホップ栽培に適した地域と言えます。
もともと北杜市のホップ栽培の歴史は古く、1920年ごろから大手ビールメーカー主導のもと行われていました。
国内品種第一号の「カイコガネ」発祥の地でもありホップ栽培の先駆けでもあります。
しかし現在、その「カイコガネ」も国内での栽培者の減少や新品種へと移り代わり無くなりつつあります。
わたしたちは2014年より北杜市内での試験栽培を実施し、2016年より本格的に「カイコガネ」の継承を目的としたホップ栽培とビール販売を開始いたしました。
現在、国内で使われるホップの90%以上は、ドイツ・アメリカなどから輸入しており、国内産ホップは大手ビールメーカーとの契約農家が栽培しているのがほとんどのため、マイクロブルワリーや一般の方が国産ホップを入手することは困難な状態です。
わたしたちは、多くの方にホップの魅力を知ってもらいたいことから独占契約などを行わず、自由にホップの販売を行うことで当農園のホップの魅力を伝えていければと考えています。
八ヶ岳の南麓に位置する山梨県北杜市で
数少ないホップ農家となった現在、
ホップ栽培の継承と発展に務めていきます。
わたしたちは安心・安全なホップを皆様にお届けできるよう減農薬によるホップの栽培を行い、栽培技術とホップの質の向上に努めております。
乾燥ホップへの加工には温度管理がホップの質に大きな影響を与えるため、徹底した温度管理のもと、色・ツヤ・水分量・匂いにもこだわることで最高のホップを提供できるように生産設備を整えております。
乾燥ホップの他、生ホップやペレットなど、従来の加工方法のほか、新しい加工方法や技術の向上にも前向きに取り組み、よりホップの良さを引き出せるような利用方法を見つけていくことも重要な課題と考えております。
ビールの個性や特徴はホップによって決まると言っても過言ではありません。
そのため、ビール醸造者の理想とするビール造りには、醸造者の求める品種のホップが欠かせないことから当農園では約20種類のアメリカ・ドイツ・イギリスなど多くのホップの品種を栽培することで、醸造者の方々の求めるビール造りに最適な品種のホップを提供することが可能です。
ホップ栽培が盛んな外国では多くの新品種が育種され毎年リリースされていますが、日本では育種や品種改良は遅れがちです。
わたしたちはホップ本来の価値を高め、醸造者をはじめご購入してくださる方へ、ホップについての理解と農家の抱える現状を知ってもらうことでホップ農家の経営環境の向上を計っていきたいと思っています。
こだわった最高のホップを提供するため、
自然に近い、減農薬で栽培し、
安心・安全なホップを目指しております。
当農園では、日本・アメリカ・ドイツ品種など約20種類のホップを栽培しております。
ホップ販売については、生ホップ、乾燥ホップなどお客様 のご希望に沿った出荷形態を目指し、加工技術の修得に日々励んでおります。
品種や数量など、不明な点はお気軽にお問い合わせください。
ホップの収穫は7~8月にかけて行っているため、新鮮な生ホップをご利用の際は収穫時期前に一度ご相談ください。
【2024年産ホップの販売について】
生ホップ・乾燥ホップ・ペレットホップ販売中。
※無くなり次第終了。※送料は別途。
ホップは、ビールの原料となるアサ科の蔓性の多年生植物です。
ホップは実ではなく花の一部が肥大化したもので形は、マツボックリのような形をしていることから「球花(きゅうか)」「毬花(まりはな)」とも呼ばれています。
品種も世界中に数多くあるため、ビールそれぞれの個性を決める役割も担っています。
また、ホップはビールの苦みと爽快な香りを出すのに欠かせないだけでなく、ビールの泡の形成や泡持ちにも影響しています。
そのほか、成分内の殺菌作用もあるため、雑菌の抑制・ビール混濁に影響する余分なタンパク質を除去するなどの清澄化の作用も持ち合わせています。
ホップの成長は、春から夏にかけて成長していきます。
生ホップ・乾燥ホップなど、
お客様のご希望に沿った出荷形態を目指し、
丹精込めて作ったホップをお届けいたします。
ホップ農家が育てたホップの苗を、ホップに興味がある方や栽培したい方にお届けいたします。
ホップの苗を丁寧に手入れを行い、お求めやすい価格、育て方のサポートなどを行わせていただきます。
当農園では約20種類のホップを栽培しております。その中から6種類のホップの苗をお求めいただけます。
ホップ苗のご注文について
苗数を超えるご注文となりましたので、
受付を終了させていただきます。
2025年ホップ苗の受付は3月10日ごろ開始予定。
その他ホップ栽培のお問い合わせも承っております。
直接ご来園での苗販売は現在ご対応できません事、ご了承ください。
ホップの苗は、春先にホップの親株の手入れを行うことで苗分けをすることができます。
その際のホップ苗の大きさや、太さが良いとその後のホップの成長や収穫量が高くなるなど、生育を左右するほど重要なものです。
*出荷する苗は写真のような根株の状態での出荷となります。
ホップ苗を植える時は、苗の向きに注意しましょう。野菜の種と違って植える向きによって成長に影響があります。
つぼみのような芽が上向きになるように地面の中に植えて、軽く表面に土をかけます。
ホップを初めて育てる方にも、
ホップの楽しさや魅力が伝わるよう、
より良いホップの苗を販売いたします。
より多くの方にホップの魅力を知ってもらいたく、当農園で栽培されたホップのみを使用したビールを限定販売しております。
ホップ農家がプロデュースするビールです。
ホップは品種毎に香りや特徴が違います。そしてビールの個性や特徴はホップによって決まると言っても過言ではありません。
ホップ農家だから作れるビールがあります。
また、ホップの香りを楽しんで頂けるよう、シングルホップで醸造されたビールを販売しております。
当農園のホップの魅力を皆さまにお伝えしていけたらと思います。
わたしたちは、
ホップの質にとことんこだわりたい為、
農園施設内において収穫から加工、出荷までの一連の作業をすべて当農園で管理しています。
それにより安定した質のホップを提供し、
色・ツヤ・匂いなど良質なホップの改良を常に追求していきます。
さらに、カイコガネのように北杜市内での新品種、日本オリジナルの品種を作るべく、
今後新たなホップ品種の育種と改良を行っていく予定です。
ホップを栽培してみたい!!
でもどのように育てたら良いのかわからない方へ
栽培方法の提示とフォローアップをして行きたいと思っています。
ご希望の品種のホップやさまざまな加工のご要望も承ります。
また、小ロットからの取引が可能です。
ご利用しやすいように少量パックで提供いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
日中はホップ農場におりますので、ご対応できないことがあります。
お問い合わせは、お問い合わせフォーム・FAX・メールにてお願いいたします。
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
お酒は楽しく、ほどほどに。飲んだあとはリサイクル。
ホップ農家 小林では20歳未満と思われるお客様の場合、
必ず年齢確認をさせて頂き、未成年者へのお酒の販売はしておりません。